私がマガム・フキの養成講座を受講したのは、16年前の49歳の時でした。自営業と家事、子供は受験期真っ只中でした。その10年以上前から週1回、近所の小さな文化教室でマダム・フキを立ち上げられた先生からヨガを教わっていましたが、更年期の為なのか、突発性難聴のためなのか、急にめまいが頻繁におこり1人で外出するのが不安な状態になりました。
そんな状態の私に先生は「こんな時だからそこ、指導者の養成講座を受けなさい」と・・・・。
先生は「ヨガを指導する仕事は、自分の心身にも良いし生徒さんにも喜ばれる、本当に幸せな仕事よ」とよくおっしゃっていました。その言葉に後押しされて受講を決めました。
養成講座では、これまで習っていたヨガ アーサナの他に、ヨガ哲学、骨格、筋肉、内臓などの身体に関して呼吸法東洋医学、指導者としての心がまえ、レッスンの組み立て方など幅広く丁寧に教わりました。

特に受講して良かったのは、ヨガ哲学です。全てのものに感謝すること、プラスに考える事、自分をありのままに見ること、呼吸によってコントロールできること。私の人生に大切なことを教わりました。講座終了後はなるべく早く指導者になるようアドバイスを受けまして自宅で友人1人の生徒さんからはじめました。少しずつ生徒さんが増え、現在も自営業とヨガ指導の両立をしています。この16年間、うれしい事もいっぱいありましたが、身近な人を亡くす耐え難いこともありました。その時にマダム・フキの先生に助けてもらいました。養成講座で教わったヨガ哲学とヨガで体を動かしたことが、乗り越えられる力となりました。
そして、もっとヨガを深めたい　もっと生徒さんに適切なアドバイスを伝えたいとの思いの時に
良い機会に恵まれて61歳の時にRYT200の資格を取得しました。
それだからこそ、マダム・フキの養成講座の素晴らしさを再認識することができました。
RTY200の資格を取得してもインストラクターになりたい人がなれない現実をみました。
マダム・フキの養成講座は3ヶ月終了してからも指導できる力を細かく親身になってつけてくださいます。
16年前の私のように、体調に不安がある方、本来のご自分に戻る今がチャンスです。ヨガとともに豊かな人生がありますよ。

私のヨガとの出会いは、ありきたりです。「近くの道の駅で、土曜日にヨガ教室をやっているよ」とママ友に教えてもらっていて、たまたまお買い物のついでに立ち寄ったのが最初の出会いでした。予約も無しだったので、見学だけさせていただこうと思っていたのですが、その場でトライアルをさせてくれたのが先輩講師でした。ガイディングの通りに呼吸し、身体を動かすと、何とも言えず気持ちがイイ！即、入会を決めました。当時、私はいろいろな問題を抱え、次第に気持ちがふさぎこむようになっていっていましたが、ヨガをすることにより、まるで氷が解けるように心が緩んでいったのです。本来、体を動かすことが好きだった私は、どんどんヨガが好きになり、毎週、ヨガのレッスンの日が楽しみになりました。そのうち、先輩講師が、「講師になってみませんか？あなたに向いてると思いますよ。」とお声掛けいただきました。当時はまだ子供が未就学で、日曜日にまで子供を預けて受講することになるので迷いましたが、家族の支援があって、講師養成講座を受講することができました。障害になったのはそれだけではありませんが、自分がやると決めれば、助けてくれる人が現れたり、工夫や努力をすればなんとかクリアできるものだと実感しました。今となっては、これもヨガを通して学んだことの一つだと解ります。

ヨガは、単に身体が柔らかくなるとか、肩こりや腰痛が改善するというフィジカルな面だけではなく、本来の自分を取り戻し、心身ともに自分の中の最高のパフォーマンスを発揮できるようになる道筋を付けてくれるものだと思います。

私が講師になることを決めた理由の一つは、私のように心がふさいでいる人がヨガをすることによって少しでも楽になっていただきたいと願ったことです。もちろん、すべての人が一夜にしてすっきりと気持ちが明るくなるということはありませんが、身体を動かすことで身体が伸びやかになり、心が軽やかになり、その先には心の持ち方を学ぶきっかけになることでしょう。そんな願いを持ちつつ、小さな規模ですが、レッスンを提供させていただいて、気付けば１５年になります。考えさせられること、行動すること、ヨガを学ぶことにより、自分への課題がどんどん溢れてきます。生活＝ヨガ。まだまだ自分に“伸びしろ”を感じています。講座を修了された後も教室からのサポートを受けられますし、不安や悩みを一緒に考えてくれる講師仲間も出来ますので、心強いです。私は、新しい世界が開けるチャンスをいただいたと実感しております。

日頃から感じていた不調（疲れ、眩暈、体の痛み等）を何とかしたいと、自分なりに調べるほど、心身の健康は「ヨガ」に辿り着き『これはやってみるしかない』という想いで、地域の情報誌からマダムフキ教室を見つけ体験に行きました。
初めてのヨガで、全身がほぐれ心も癒され、活力が湧く感覚に感動し、教室の居心地の良さと温かい先生方、笑顔がキラキラした生徒さん方に、とても良い氣を感じて即入会しました。
丁度、養成講座の案内があり、運動も苦手な私ですが興味が湧きました。すると今では師匠の先生から「私も運動苦手で、したこと無いけど、ヨガは続いてるから絶対大丈夫！」と言っていただき、その御年齢から考えられない元気なお姿に驚き、講座にも申し込みました。
当時は仕事も忙しく、時間とお金に余裕も無かったですが、体を壊して仕事も生活も出来なくなる方が深刻だし、健康が仕事なんて何より財産だと思いました。子供は反抗期で、家族にも負担はかけれないと思いましたが、講座が始まると、仕事の休みはヨガの勉強で忙しくなったにも関わらず、どんどん心身が元気になり、そんな私を見て子供や家族も「そんなに元気になってイキイキするなら頑張れ！」と協力や応援までしてくれて、より絆や関係も良くなりました。辛かった仕事も楽しくなり、疲れやストレスも解消されて、講座終了後も仕事とヨガを両立させながら続けていく事ができました。
マダムフキ教室は、貴重な学びを続けていける環境と、フォローや協力体制が整っていることも本当に有難いです。

近年では、ポーズを極めるヨガが流行りのようですが、私はこの教室で学んだ、日本に昔からある伝統的な「沖ヨガ」に出会て良かったです。
その人に合ったヨガを生活に活かし、心身と生活を整えていくことを重要としているので、老若男女誰にでも、安心して様々な効果を感じれるところが、沖ヨガの素晴らしさだと思います。
現在ほぼ毎日、提携教室や地域教室で活動させていただき、コロナ禍では多くの方から、免疫力やストレス軽減の為にもヨガを続けていて良かったとお声をいただきました。
本部教室では、マタニティヨガや高齢者様向けのヨガにも携わり、少子高齢化が深刻な時代ですので、健やかな生命誕生の喜びや、高齢者様が元気に交流される喜びを、ご一緒に感じれることが、自身の喜びと健康維持にもなり、それが社会貢献にも繋がるということに生き甲斐を感じて、これからもヨガの和をひろげていきたいです。